法要のすすめ

日本では、親族が亡くなった後、様々な周期で繰り返して法要を行い、故人に対する追善の供養を行います。

それぞれの法要はいつ行い、どんな意味を持っているのでしょうか。今回は『忌日法要』について詳しく解説いたします!

【法要とは??】
法要とは、仏になった故人を供養するという意味であり、仏教用語で追善供養ともいいます。
故人を偲び、冥福を営むものであり、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。

仏教では法要を行う日が決まっており、死後7日ごとに49日まで行う「忌日法要」と一周忌、三回忌、十三回忌などの「年法要」があります。

ep35_01【七七日法要(四十九日法要)とは?】
亡くなった日からかぞえて、7日ごとを、
「初七日(しょなのか)」、「二七日(ふたなのか)」、
「三七日(みなのか)」、「四七日(よなのか)」、
「五日(いつなのか)」、「六七日(むなのか)」、
「七七日(なななのか)」
と呼び、この7回ごとに故人の供養を行います。

【七七日法要の意味】
仏教では、この7週間は、故人があの世とこの世をさまよっていると言われ、この期間を「中陰」(ちゅういん)と呼びます。

ep35_02故人は、この期間に、あの世で閻魔大王と9人の王から、生前の行いがどうであったのか、裁きを受けることになります。
その裁きの結果によって、次に生まれ変わる世界(来世)が決まるとされています。

来世には、天、人間、修羅(しゅら)、畜生(ちくしょう)、餓鬼(がき)、地獄の6つがあり、この6つ世界は、どこへ行っても煩悩の苦しみがあるといわれています。しかし、それを超越した者が極楽浄土と行けると考えられています。

そのため残された家族は、故人が極楽浄土へ行けるように願いを込めて、裁きを受ける七日ごとに、故人に善を送る追善法要を行います。

【百か日法要】
亡くなってから百日目を「卒哭忌(そっこくき)」といいます。「哭」は泣き叫ぶこと、「卒」は「終わる」という意味で、故人を失って泣き明かしていた家族の悲しみもいえてくるころという意味です。